むちうち治療のポイント
ここでは、むちうちで後遺障害の等級認定を受けるために重要な3つのポイントについてご説明いたします。
ポイント①
交通事故に遭ったら、まずはむちうちに詳しい弁護士に相談
交通事故に遭ってしまい、首や腰にしびれや痛みを感じ、「もしかしてむちうちになってしまったかな?」と感じましたら、まずは、むちうちに詳しい弁護士にご相談しましょう。
最も注意しなければならないことは、交通事故に遭った日から時間が経過してしまうと、後遺障害と交通事故の因果関係の説明が困難になって、適正な後遺障害の等級認定を受けられなくなる可能性が高くなることです。
また、交通事故問題を多数扱っている弁護士であっても、むちうちについて十分に理解しているとは限りません。
このように、むちうちの場合には交通事故直後からの適切な対処を行うことが重要な上に、むちうちに詳しい弁護士に相談する必要があります。そして、弁護士に適切な病院や通院方法を相談し、正当な後遺障害等級の認定を得られるよう行動しましょう。
ポイント②
むちうちに詳しい専門の病院での診察を受けること
むちうちで後遺障害の等級認定を得るためには、むちうちに詳しい専門の病院で診察を受けることです。
例えば、外傷を受けた場合は、整形外科で診察を受けますが、整形外科はあくまで外傷の治療を行うことを目的としています。そのため、一般の整形外科では神経損傷まで適正な診断をすることが難しいのが実情です。
むちうちは神経が傷つくことによって後遺障害となるものであるので、神経損傷に詳しい整形外科に相談しなければなりません。また、治療については、場合によっては神経に精通したペインクリニック(麻酔科)での治療を受けることも必要です。
ポイント③
適切な頻度で病院へ通院すること
むちうちに詳しい適切な病院で、適切な治療を行った場合でも、後遺障害の等級認定が受けられない場合があります。等級認定を獲得するための適切な通院日数も等級認定を獲得するための要素の1つになります。むちうちを後遺障害として認めてもらうためには、受傷後適切な頻度で病院へ通院することがポイントになります。
具体的な頻度は相談者の状態によって変わりますので、弁護士や担当医に相談し、適切な通院頻度を確認した上で通院することが大切です。
むちうちについてご不安やお悩みがございましたら、まずはむちうちに精通した弁護士にご相談されることをお勧めいたします。