修習生・勤務弁護士募集
修習生・勤務弁護士募集
当事務所では、司法修習生や経験弁護士を勤務弁護士として募集しています。
・ 弁護士は先輩弁護士と共に行動することによって、一人前になります。半人前のまま、自由に受任することを放任すれば、依頼者や相手方(代理人)、裁判所等に迷惑がかかるだけでなく、将来的に伸びる可能性が低くなります。 |
・ 当事務所では、勤務弁護士には、刑事国選事件や弁護士会の割当て相談を除いて、修習生のように全事件について相談から裁判所まで同席、同行させています(出張も然り)。起案も担当させ、赤ペンで数回添削して書面を完成させることもしばしばです。証拠調べの尋問も主体的に担当させて経験を積ませています。
・ 当事務所を就職先としてお考えの修習生は、まずはお電話(019-604-5521)にて当事務所までお問い合わせください。
その後、履歴書を送付していただきたいと思います。
履歴書は市販のもので手書きで構いませんが、弁護士を志望した動機、今後の意気込みなども添えていただけると参考になります。
その後追って個別に面談日時をお知らせしますので、宜しくお願いします。
勤務条件
・ 原則として、朝9時30分出勤ですが、終わる時間は自主性に任せます。宴会後に戻って仕事しても構いません。事務所への出入りはセコムがセキュリティーチェックしています。
・ 給料は、この書面では明らかに出来ませんが、最近の勤務弁護士の給与相場に賞与、弁護士会費、弁護士会行事参加費用(懇親会費など)は事務所負担しています。
・ 前記コンセプトに書いたように、全面的に事務所事件で指導するため、現時点での勤務弁護士の国選報酬や法テラス相談報酬等は事務所収入として管理し、賞与等で考慮しています。
勤務弁護士の採用について
本記事をお読みになって、当事務所に興味を抱いた修習生・経験弁護士は、当事務所までお電話(019-604-5521)のうえ、履歴書送付その他の手段で自己アピールして下さい。以下のような私のビジョン(思い)を共にできると思われる方がいらっしゃれば、採用を積極的に検討します。
・ 正義感を持っていること
何のために弁護士になったのかという原点に常に立ち返りましょう。弁護士は、依頼者の心情を察し、依頼者の味方にならなければなりません。依頼者が置かれている不正義を許してはならないという感覚が持てなければなりません。依頼者と寄り添うことができなければ、依頼者のために闘うことができません。示談交渉や和解においても、それが依頼者にとって最善であるかどうかを冷静に見極めることができなければなりません。
弁護士は、人の悲しみや怒りを法的な力で闘う知識と技術を持っています。もし正義感が働かない内容なら、断わる勇気も必要です。弁護士は、真実探求をおろそかにせず、事実に反する無理筋な主張を行ってはなりません。相手となる弁護士が虚偽と思われる主張をすることが往々にしてあります。虚偽に対しても、真実を貫く姿勢が大事です。
・ 方針を打ち出せる人
弁護士は事件に対処する方針を相談者、依頼者に示さなくてはなりません。弁護士は方針を立てる能力とそれが最善であることを説明する能力があるから、報酬を得られるのです。方針を示せない弁護士に依頼は来ません。そのためには、よく人を観察し、想像力を働かせ、先読みできる能力が必要です。日頃から読書、ニュース、ドラマ等を見て、自分の意見を持たなければなりません。また、弁護士同士や友人と意見を闘わせることも重要です。
・ 事件の中身を一番知ろうとする人
事件の筋、争いの原因、人物、場所など、自分が一番知っていなければ、依頼者はもとより、裁判官、調停委員、相手方を説得できないし、的確な書面を起案することができません。勝訴や有利な和解を勝ち取るためには、相手方(弁護士)の想像力を超えたところで、事件を知っていなければなりません。事件の筋は何か、相手の主張はおかしくないか、解決のプロセスは何かを念頭に、仮説を立てて自ら検証しつつ核心を掴み、主張・立証していく。分からなかったり、変だなと思ったら、労を惜しまず、人から言われなくても現場に足を運んだり、調べてみる柔軟さとフットワークの軽さが大事です。
・ 機転が利く人、柔軟な発想が出来る人、気遣いが出来る人
弁護士には、機転が効くことや柔軟性が必要です。相談においても法廷においても、あるいは人との会話においても、パッと気が付いたり、気遣いにより、気の利いた発言や行動が可能となります。いわば「弁護士感覚」とでも言うべきもので、それぞれが持って生まれた資質と努力によるものです。その能力は起案にも活きてきます。依頼者が考えてもみなかった解決策を提示することも可能になります。指示されるのを待って、あるいは指示されたことだけをやっているのでは、弁護士として幅が生まれません。人が気が付く前に物事に気が付く人、機転が利く弁護士でなければなりません。
・ 蓄えられた知識を活かせる人
古典小説や海外のリーガルミステリー小説を好んで読む人は、自然に人間観察の想像力が蓄積されます。裁判や法律事務所を扱ったドラマ(特に海外のもの)は、生きた教材です。論理立った文章を書くためには、若い頃からの読書経験が物を言いますし、年齢を重ねても良い文章を読もうというモチベーションが保たれます。
・ 物事への興味を持てる人
趣味豊富なマルチ人間は、次々と興味が湧き、話題も豊富になります。物事に興味が持てると言うことは、依頼者や相談者に興味が持てるということです。万物に興味が持てたり共感ができれば、自分の世界も深く広がりがでます。趣味が別でも、仕事や弁護士以外の人脈も広がります。言い換えるなら、人間味のある弁護士となることができます。出張に行ったら、その町の文化を味わって帰る位の気構えが必要です。
当事務所は、このような修習生・経験弁護士を待っています。
連絡先メールアドレス 吉田瑞彦 m-yoshi@nnet.ne.jp
最後までご覧頂き、ありがとうございました。