盛岡西ロータリークラブ会長コラム(23年7月~24年6月)

第45回例会 会長あいさつ「料亭喜の字での今年度最終例会にあたって」(2024年6月27日)

今年から再び盛岡西ロータリークラブの会長となりました。 会長挨拶をホームぺージでもご紹介いたします。

                                                                                                                      (会長バッジ)

今年度の最終例会となりました。今日の会場となる「喜の字」さんは、第27回例会(2月1日)「ゆるくて新しい盛岡の料亭を大事にしましょう」でお話しましたが、大正9年(1920年)の創業で104年の歴史を誇っています。盛岡市内では現存する最古の料亭です。

この大広間に来ると、23年前に東北弁連大会の前夜懇親会を担当したことを思い出します。東北6県持ち回りの弁連大会では、例年、日弁連会長以下の執行部、各地の弁連の幹部、東北弁連の会長経験者、その他、日弁連関連諸団体の理事長などのお偉方(当時の感想です)を招待します。23年前の弁連大会では、岩手弁護士会の会員も含め100名を超えるお客さんを迎えることになり、お膳を出して100人を収容できる盛岡市内の料亭は「喜の字」しかありませんでした。こういう宴席では、座席割の順序や料理の内容が大事になります。7月の鮎解禁の後なので、全員に獲りたての鮎をお膳に載せました。アトラクションは盛岡芸妓でしたが、日弁連の然るべき委員会から、女性の踊りを見世物にすることは許されない等の異議が出て、盛岡芸妓は盛岡の伝統的な文化であることを説得したりしました。
今は、畳に直接座ってお膳を出すというスタイルではないので、100名は無理でしょうが、伝統が生きているのは嬉しい限りです。

さて、今年度は、例会運営が中心で、外部的な活動は従来通りに留まりました。年度中に、佐々木敏郎会員、谷村友興会員を亡くすという悲しい出来事もありました。例会では、盛岡の他のロータリークラブの会長7名や、岩手県警組織対策課署員、NHK田中局長、櫻山神社の坂本宮司、開運橋ジョニーの照井顕さんなど、多種多様な人たちからの卓話を頂けたのは大きな成果かなと思っています。特に、他クラブの会長7名に卓話に来たいただいたのは、今後、ロータリークラブ単独では活動が制約されることを懸念し、将来的な共同での活動や合併なども視野に入れていくべきではないかという私と三河春彦幹事の意見が一致し、他クラブと交流していく試みでもありました。同時に、来訪した他クラブの会長が自分のクラブに持ち帰り、西ロータリーの印象を話して頂けることも期待していました。お返しに、私が西北ロータリーに出向いて卓話をするという副次的な効果もありました。

この一年間、三河春彦幹事にはお世話になりました。次年度も続けて幹事となるので、大変ご苦労様です。新会長の芳賀聡会員は、司法書士として法律事務に携わっているので、今後の会長挨拶でも折に触れ、法律的なトピックスもお話になると思います。芳賀新会長の次年度の活躍に大いに期待をして、私の会長年度の最後の挨拶とさせて頂きます。一年間、ご協力ありがとうございました。

 

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