盛岡西ロータリークラブ会長コラム(23年7月~24年6月)
第28回例会 会長あいさつ「3月以降の卓話の方針について」(2024年2月8日)
今年から再び盛岡西ロータリークラブの会長となりました。 会長挨拶をホームぺージでもご紹介いたします。
先週は、料亭駒龍において新年会及び年祝会を行いました。とても寒い日でした。しかし、1月の岩手県内は記録的な高温だったようです。盛岡市の月平成気温は0.8度で平年比より2.4度高く、2007年1月の0.6度の記録を更新しました。来週水曜日は12度の予想があり、もう4月並みの陽気になるようです。暖かいのはありがたいですが、真夏の異常な暑さと雪が降らない北国というのも少し心配になります。
ロータリークラブの昼例会での目玉は、「餅屋は餅屋」という各方面の方からの卓話を聴くことができることです。来週15日の例会では、盛岡滝ノ沢ロータリークラブからパストガバナーでもある山口淑子会長がいらっしゃいます。いま、滝ノ沢クラブは存続が危ぶまれている状況にあるとお聞きしています。その辺のお話もあると思います。22日には、盛岡ロータリークラブ所属で桜山神社の坂本広行宮司さんがいらっしゃいます。
今年度恒例となった盛岡市内各クラブ会長の卓話は、来月の盛岡西北ロータリークラブ山口博章会長をもって7名全員が終了します。その後の卓話の方針を考えなければなりません。ロータリークラブには職業分類というありがたい制度があります。当クラブでもそれぞれの職業の会員が所属しています。
そこで残念に思うのは、創立以来のメンバーで昨年7月に亡くなった佐々木敏郎(としお)さんです。
佐々木さんが長年代表を務めた1952年創業の岩手中央タクシーが1月31日に操業停止し、2月1日に盛岡地裁に破産申請したと報じられました。約4億円の負債額の半分は社会保険料などの公共料金で、商売道具の所有車両90台のうち、何台かが差押えられたようです。県内のタクシー運転手は、コロナ前の2019年度末の3184人から、今年1月には2528人と2割減りました。バスの運転手も不足し、市民の足に深刻な影響が出ている中での事業停止でした。内舘市長が、解雇された86人の再雇用を呼び掛けていました。
佐々木さんには、だいぶ発声が弱くなってから、車いすに座ったままで卓話をして頂いたことがありましたが、もう少し元気のいいうちに「盛岡タクシー物語」のような卓話をして頂きたかったと思います。そこで、今ここにお集まりの会員の皆さんに、お元気なうちにそれぞれの職業についてお話して頂きたいという気持ちが強くなってきました。3月後半以降の卓話について、一つの方針をお話しました。
先々週、「新聞は民主主義のバイブルだ」という大げさなタイトルでお話ししました。毎回の会長挨拶のネタ探しのため、いつも前日の水曜日夜に各紙に目を通します。海外の話題ですが、トランプ大統領候補が、この1年間で弁護士に支払った額が80億円という記事がありました。日本とアメリカの違いがありますが、どうすれば80億円もの弁護料がもらえるのか、もし卓話を頼んだらいくら取られるのかなんて想像しながら、会長挨拶を終わります。
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