盛岡西ロータリークラブ会長コラム(23年7月~24年6月)

第21回例会 会長あいさつ「佐藤剛ガバナーエレクト国際会議壮行会」その他に参加しました。(2023年12月06日)

今年から再び盛岡西ロータリークラブの会長となりました。 会長挨拶をホームぺージでもご紹介いたします。

12月3日、水沢高校時代の同級生の佐藤剛ガバナーエレクトの国際会議壮行会が奥州市のプラザイン水沢で開かれ参加してきました。国際会議は、来年1月6日から13日、フロリダ州オーランドで行われるそうです。「ロータリークラブにノー、イイエはない。はい、イエス、喜んで、最近は待ってましたと言うものだ」と佐藤剛エレクトは常々人に話してきたところ、天沼ガバナーから「君もだよ」と言われガバナーをお引き受けるしかなかった。それから時間が経つのが早い、国際会議で一生懸命勉強してくる。2520地区を共に作っていきながら、森川ガバナーから受け継いだものを、繋いでいく、元気に行ってまいりますと力強く宣言しました。参加者は147名でした。

その前日の12月2日に、バーグルグループの5社合同会議に招待された。代表取締役は元プロゴルファーの金谷峰孝社長で、株式会社バーグルや株式会社カナヤなど5社を率いています。北上カントリークラブのスタッフも大勢参加していました。金谷さんは盛岡西北ロータリークラブの会員でもあります。

この会合に出席して、「ビジネスは三方よしの精神で」、「点と点を繋ぐことで今までにない出会いや発想から新しいサービスを創り出す」など、ロータリークラブにも通用するようないい言葉をたくさん聞くことができました。「三方よし」とは、売る方だけが良くてはならない、売ってよし、買ってよし、そして世界みんなが幸福になるということのようです。

私も挨拶を頼まれ、「一に人、二に人、三に人」という後藤新平の言葉を引用しました。

私にとって異業種の集まりですが、ジャンルの異なる会合に出るのは、自分の事務所経営にとっても刺激になります。

先週の例会で配られたロータリーの友12月号に、ゴードン・マッキンリーRI会長がシェルターボックスCEOのサンジ・スリランカさんのお話をメッセージとして引用していました。この記事が印象的だったので紹介します。

私たちは、大洪水、地震や津波、火山の噴火などに「自然災害」という言葉を使っています。しかし、この自然災害という言葉には、災害は自然に起こるものだから被害は防ぎようがないという消極的な意味が含まれていて、本当に支援を必要とする人々への行動が手薄になってしまう可能性を指摘しています。たしかに「災害」は勝手に起こることではなく、人や環境への影響やダメージがあって「災害」が生じることになります。しかも、災害というダメージを多く受けるのは、貧困層、子どもやお年寄りの弱者なのです。彼らは自らを守る手段がほとんどありません。これらの出来事を「自然」災害というと、積極的に手を差し伸べなければならないという根本的な問題を隠してしまうことにならないか。災害は自然のものではないので、災害を自然というのを止めましょうと締めくくっています。マッキンリー会長は、災害を語る際には言葉を選ぶことが重要であると指摘しています。

もう一つ、ロータリー12月号には、特集として「認知症を知り、共に生きる地域づくり」という記事も印象的でした。私たちは、何気なく「認知が入っている」とか「ちょっとアルツで」なんて軽口を叩くことがあります。しかし、認知ではなく「認知症」という症状を正確に知ることがいかに大事かを数ページにわたり書かれています。機会があれば、このお話もしたいと思います。

 

12月21日のクリスマス会の予告です。私が担当するアトラクションは、私のピアノと、セッションで顔を合わせているベースの細川茂雄さん、そして同じ音楽教室で発表会にも出ているボーカルの郷右近渚さんの3名で、クリスマスソングやジャズスタンダードを演奏する予定です。

これで、会長挨拶を終わります。

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