盛岡西ロータリークラブ会長コラム(23年7月~24年6月)

第8回例会 会長あいさつ「仙台育英高校の準優勝に心から拍手します」(2023年8月24 日)

今年から再び盛岡西ロータリークラブの会長となりました。 会長挨拶をホームぺージでもご紹介いたします。

昨日で高校野球が終わりました。皆さんもテレビ中継やニュースでご覧になったと思います。振り返りますと、先週の例会の最中にベスト8となった花巻東高校は準々決勝で仙台育英高校に敗れ、決勝に勝ち残った仙台育英高校は昨日の決勝戦で2連覇ならず、慶応高校に敗れました。慶応高校は107年振り、第2回大会以来の優勝だということで世間を賑わせました。慶応高校は正式には慶應義塾高校と言いますが、大学のことを塾、慶応高を塾高、慶應女子高を単に女子高と呼ぶこともあります。

昨日、盛岡ターミナルビルの新社長披露宴がホテルメトロポリタンニューウイングで開かれ、私は慶応大学出身と知っている何人かから「おめでとうございます」と言われました。個人的にはもう一度優勝旗を白河の関を超えて持ってきてほしかったなと思います。

それは兎も角、宴会の席でも、決勝戦の応援席での慶応応援団の「圧倒的大応援」が話題になりました。決勝戦でいえば、三塁側からアルプススタンドを超えてレフトスタンドまで慶応応援団で埋め尽くされ、慶応の攻撃中は、応援歌の「陸の王者」だけでなく統率された応援が絶え間なく甲子園球場全体に響き渡りました。

私はリアルタイムの試合中、日弁連とのZOOM会議が続き、パソコンにイヤホンを繋いで、テレビの音は最小限に抑えていたので、「圧倒的大応援」を聴いていませんでした。しかし、5回の守りで、外野フライを取ろうとした外野手二人が衝突してボールをこぼして2点追加するという痛恨のエラーがありました。この二人は互いの声が聞こえなかったと試合後に語っていました。

後で試合のダイジェストや応援風景をユーチューブや記事で見ましたが、先の宴会の時も、ウェブ記事のコメント欄でも、この大応援ついて疑義が出されていました。私自身、この応援はひどいと思ったり、これはこれでいいのだと思ったり、かなり気持ちが逡巡しました。

他方、甲子園球場では、負けている相手方チームのプレーにも、同様に拍手声援が巻き起こります。これは観ていてとても気持ちのいい声援です。慶応側のワンサイドの応援ばかりが目立ちましたが、仙台育英もブラバン演奏や応援は立派ですし、球場全体から拍手声援がありました。要はバランス加減なんですね。決勝戦では107年ぶりの優勝を応援しようとする慶応ファンが圧倒的に多かったということでしょう。応援団に節度を求めるとしても、あまり目くじらを立てる必要もないのかも知れません。皆さんはどう思われましたか。

試合終了後の仙台育英高校の須江(すえ)監督と選手達の態度がまた素晴らしかった。私の逡巡した思いも、それで腑に落ちました。須江監督が選手達と共に相手チームに拍手を送り、コメントでも守備の乱れを大応援のせいにはしないで、負けたのが慶応で良かった、勝者にふさわしいと称えていたことに感動を覚えました。

須江監督は、宮城大会の初戦に当たって、選手に「負けた時に人間の価値が出る。グッドルーザーであれ」と語っていたそうです。グッドルーザーとは直訳すれば「よい敗者」、すなわち潔く負けを認め、相手の勝利に敬意を払い、試合に関わる人たちに感謝できる人のことという意味だそうです。負ける経験も大きな成長のチャンスだという考え方です。花巻東高校の佐々木監督の話を聞いてもいつも感心していますが、今やスポーツの指導者には、こういう品格が求められていますね。私も大いに見習わなければならないと思いました。

(2023年8月25日仙台にて撮影)

 

さて、本日の卓話は私が担当します。日弁連副会長を振り返って、日弁連のことを語りたいと思います。

以上で、会長挨拶を終わります。

 

(追記) その後、新聞の記事で、桜井昌司さんの死去を知りました。桜井さんは、「布川事件」で無期懲役となりながら、獄中で無実を訴え続け、2011年に再審公判で無罪となりました。逮捕から仮釈放まで29年、無罪となるまで約44年かかりました。桜井さんはその後、えん罪事件や再審法改正の活動を活発にされてきました。盛岡の集会にも来ています。写真は、2022年5月27日に衆議院議員会館内で行われた再審法改正に向けた集会での2ショットです。

水沢高校の先輩菊池恩恵さんから8月24日付東京新聞の情報提供を頂きました。

桜井さんのご冥福をお祈りいたします。

 

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