盛岡西ロータリークラブ会長コラム(23年7月~24年6月)

第1回例会 会長あいさつ「今年度の活動方針について」(2023年7月6日)

今年から再び盛岡西ロータリークラブの会長となりました。会長挨拶をホームぺージでもご紹介いたします。


「今年度の活動方針について」

こんにちは。
2023年7月からの新年度が始まりました。本日はその最初の例会です。あらためまして、今年度の会長を拝命した吉田瑞彦です。宜しくお願いします。
今日は、今年度の当クラブの活動方針をお話しします。
今年度のゴードン・マッキナリー国際ロータリー会長のテーマは「世界に希望を生み出そう」です。英語では Criate Hope in the World で、直訳すれば、「世界で希望を創造しよう」という意味になります。
マッキナリー会長は、次のように語っています。「私たちの目標は、破壊的な紛争から世界が立ち直れるように、希望を取り戻すことです。そうすれば、私たち自身のために持続可能な変化をもたらすことが可能となります」と。このように、今年度は平和に重点的に取り組むべきことを説いています。ウクライナだけでなく、イエメン、アフガニスタン、シリアをはじめ世界の多くの地域で平和が実現しない限り、本当の安らぎはないとも指摘しました。「平和とは、希望が根づくための土壌です」と。

もう一つはメンタルヘルスの取組みです。マッキナリー会長はさらに、新型コロナウイルスの世界的流行によって深刻化しているメンタルヘルスの問題の影響を受けている人たちに、ロータリー会員が希望を与えるべきだと述べました。多くの人が家族を失い、社会的つながりを断たれ、特に若い人たちの教育や育成が妨げられています。その結果、世界でメンタルヘルスの問題に直面する人が増えています。会長は、ロータリーは会員と奉仕を受ける人の両方を支える組織として知られるべきだとして、メンタルヘルスサービスの改善に取り組んでいくとし述べました。「他の人を助けることで、本質的に自分自身が助けられるのだ」と。

さて、私が初めて盛岡西ロータリークラブの会長となったのは 2014-2015 年度でした。東日本大震災からの復興が大きなテーマでした。それから 9 年経ち、世界と日本は新型コロナウイルスとロシアウクライナ戦争という二つの大きな問題を抱えるに至りました。今年度の RI 会長のテーマは、まさに時代を映し出した具体的な方針を掲げたと思います。

ところで、2014 年7月に私が発表した活動方針は、以下の4項目でした。

1 復興支援と奉仕活動の継続を図る
2 例会の充実を実現する
3 会員増強を実行する
4 活動を発信し続ける

1の復興支援は、当クラブに特徴的な奉仕活動を行ったことを前提に、さらに他のボランティア団体との交流など新たな奉仕活動も考えていきたいと思います。

2の例会の充実は、新型コロナウイルスが少し落ち着いてきた昨今、会員相互の親睦と懇親を深めると共に、新たに盛岡の他のクラブの協力も得たいと思います。具体的には、他のクラブの会長あるいは適任者に、昼例会で卓話をして頂くことを考えています。もしかすると、われわれと協同して活動できるクラブがあるかも知れません。今年はその道も探って、将来的により大きな活動ができる基盤つくりをしていきたいと思います。

3の会員増強は毎年の課題となっています。会員増強を訴えるためには、魅力あるクラブであることが前提条件となります。私は、継続的な奉仕活動と卓話など例会の充実を行い、それを発信することによって、会員増強の根拠にしていきたいと思います。

今年度はRI会長の「平和の実現」と「メンタルヘルスの取組み」というテーマを念頭に置きつつ、当クラブ独自の活動をしていきたいと思いますので、会員の皆様の絶大なるご協力をお願いして、新年度最初の会長挨拶を終わります。

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